テレビで料理や農業系の番組を見ていると、よく、「通常の〇〇の2倍の糖度!」とか「メロンより糖度が高い!!」という紹介をされる野菜を目にします。
僕はアレがものすごく、思わずチャンネルを変えたくなるほど嫌いです。
まず何がイラっとくるかって、野菜の分際で糖度誇ってる点。
野菜ってのは本来デザートではなく、サラダ、炒め物、添え物...etcとして存在しているのに、テレビに出てくる野菜は皆、一体なぜ糖度を競っているのか...?オマエらもしかしてフルーツになりたいの?もし万が一仮に母親が夕食後に「今日のデザートはトマトでーす!」なんて言ってきた時には「母さん...正気なのか?」と言わざるを得ない。
どんなに青〇レストランで宮川が「うおっ!? お父さんメッチャ甘いですねぇ! このニンジン!!」とか「お母さん!このトマトジュース...もうただのジュースですやん...」とか言ってたとしても、ソイツはフルーツじゃない。野菜である。と、ゲストの丸山桂里奈には指摘してほしいものだ。
次に何が気に入らないかって、いっつもメロンが引き合いに出される点
糖度の引き合いにいっつも出されるメロンが不憫で仕方がない。リンゴでもモモでもなくメロン「メロン超えてればOKっしょ!」みたいな感覚なのか?何というか、とりあえず大学名目当てで早稲田のスポ科を受験する学生並みに腐ってる。目指すなら私文の王を目指せ。...間違えました、目指すなら糖度の王を目指せ。
...というかそもそも野菜でメロンの糖度を超えようとすることが間違っている。野菜にそれだけのポテンシャルがあるのだから、是非ともフルーツで更なる糖度の高みを目指してほしい。べつに頭文字Dの藤原拓海じゃあるまいし、ハチロクで1番を目指す必要はないのだ。ホレ、そこにマンゴーという名のランエボがおるじゃろ。ヘタなプライドなんて捨てて、とっととランエボに乗っちまいな!
それにメロンをあまり舐めないでほしい。ヤツはお見舞いのフルーツ籠の王である。ヤツのいないフルーツ籠なんてありえない。そう、メロンこそがフルーツの王なのだ。それが野菜の分際でフルーツの王を超えようとするなんておこがましい....。
ん、待てよ。そういえばメロンって....
アイツ野菜だった.....。